髪がうすいことは人にとって永遠の悩みであると言っても過言ではありません。人は頭の地肌が見えることに嫌悪感を抱いている人が多数だと思います。その答えはドラッグストアやコンビニに行けばわかります。薬用育毛剤や育毛シャンプーやトリートメント、育毛トニック等のヘアケア商品がたくさん陳列されています。
これらの商品は需要が多いからドラッグストアやコンビニが商品を揃えているし、メーカーも常に新商品を開発しています。ヘアケア商品とは別に増毛サービスを展開しているメーカーもたくさんあり、インターネット上では増毛サービスの広告をたくさん見かけます。この事実だけでも髪は人にとり大事なものですし、髪がうすいという事実はその人には耐えがたいことなのでしょう。
髪がうすい原因は生まれつきの体質とそれ以外の理由とに分けられます。人の毛はホルモンの分泌に影響されます。頭髪は女性ホルモンで頭髪以外の毛は男性ホルモンです。髪がうすい人は男性ホルモンが多く女性ホルモンが少ない人です。
髪の多い人は女性ホルモンが多く男性ホルモンが少ない人です。男性ホルモンも女性ホルモンの両方が多い人もいるかも知れませんが、一般的に男性ホルモンの分泌が多い人は髪がうすい人になりやすい傾向にあります。
薄毛の原因
ホルモン以外の髪がうすくなる理由は髪の毛が抜けた後の再生がうまくいかないからです。その主な要因はストレス、睡眠不足、タンパク質の不足、頭皮のフケや頭皮の油(油性)、加齢が原因です。
特にストレス、睡眠不足、タンパク質の不足は髪の毛の再生に大きく影響を与えるので注意が必要です。ストレスを受けた状態もしくは睡眠不足に陥ると体内での髪の毛の再生が機能しない状態になります。その結果髪の毛が細くなったり髪の毛自体が生えてこなかったりします。
それと髪の毛の成分の80%はタンパク質です。タンパク質は髪の毛を再生する材料です。タンパク質が足りないと髪の毛の再生ができなくなります。こういった理由から毎日の食事でタンパク質を十分に補給しないと髪がうすくなる原因になってしまいます。
美容ディーラーを経営する友人によるとリンスやトリートメントは髪の毛には良いのですが、毛根には良くないと言っていました。友人が言うにはシャンプーは洗い流す物でリンスやトリートメントは頭皮や髪の毛にとどめておく物なので相反するものだそうです。
リンスやトリートメントの使用は髪がうすくならないようにするためには最小限にとどめておいた方がいいでしょう。それと帽子やヘルメットを長時間被るのも頭皮には悪影響を及ぼします。理由は長時間の着用により汗で頭が蒸れてしまう事で頭皮が汚れ髪の毛が抜けやすい状態になります。それに帽子やヘルメットが直接頭皮に擦れることでも髪の毛が抜けてしまうので注意が必要です。
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遺伝の影響は同じ家族の中でもさまざま
髪がうすいという体質は男性ホルモンの影響というのを先述しましたが、男性ホルモンが多いというのは親からの遺伝です。
ただ父親の影響を強いか、母親の影響が強いかの違いで変わっては来ますが。私の友人で髪がうすい人が数名居ますが、その人達のお父さんも同様に髪がうすいです。男性の場合は加齢と共に髪が細くなったりとか、うすくなるのは仕方のないことだと思います。
しかし髪がうすいのを気にしている人は外出時には髪がうすいのを隠す為に帽子を被っている人も居ますし、思い切ってスキンヘッドにしている人も居ます。
私の家族は髪がうすい人はおりません。しかし父は白髪が多く髭が濃いです。髭が濃いのは男性ホルモンが多いせいだと思います。しかし弟も髪はうすくないです。白髪は年齢の割には少ないし、髭も濃くありません。おそらく弟は母親の影響方が強く、私より男性ホルモンの影響が少ないのだと推測できます。同じ兄弟でも男性ホルモンの影響が違うのが遺伝の面白いところかも知れません。
進歩を続ける遺伝子検査に期待
最近は遺伝子検査のスマートフォンアプリも開発されました。スマートフォンアプリを使用することで人のよる読み間違いを防ぐ大きなメリットがあるようです。実際のアプリの投入はまだ先の話ですが、非常に興味があります。
遺伝子検査も費用が安くなりかつ検査の時間も短くなったようです。遺伝子検査により自分がかかりやすい病気の予防や生活習慣の改善点もわかるようになり医学の進歩は凄いです。
私が思うに、髪がうすいのを気にする人が多いので遺伝子検査により体質や男性ホルモンや女性ホルモンの比率を知りことが必要だと思います。
事前に知ることができれば髪がうすくならないように対策を練ることができます。ストレスを減らす生活を心掛け、睡眠時間も取るように心掛け、また栄養士の食事指導も取り入れれば多少なりとも髪がうすくならないようにできればと考えます。